足先の動きの悪さがシンスプリントを引き起こす! 【ケガ CASE3】
インソールの母趾球の部分に穴が開いてしまってバッシュを買い換えたり、インソールを変えたりなどお困りの方もたくさんいらっしゃると思います思います。
インソールに穴が開く一つの原因としてお話しさせていただきます。
そもそもバスケットボールはストップ動作や切り替え、ステップが多く母趾球に力を入れることの多い競技です。
穴が開いてしまうほどの力がかかるのも当然です。
ただ、穴が開く選手と開かない選手がいます。
ここで一つ脚のある部分の違いによって開く・開かないが決まってきます。
それが【第1中足骨】の動きです。
本来、歩きや走りで体重が前に乗っていくにつれて第1中足骨は上にあがっていきます。
この部分での柔軟性がないと第1中足骨が上にあがれず前に進めない状態=ブレーキをかけているような状態になります。
それでも前に進むために人間の足は次の策に出ます!
中足骨の動きをカバーするために足を捻って進むようになります。
そうすると母趾球の部分がきりで穴を開けるようにインソールにねじ込まれるような力が働きます。
この動きの繰り返しによりインソールに穴が開いてしまうのです。
これらを防ぐには第1中足骨の動きの改善をする必要があります。
動画で説明していますのでこちらをご覧ください。
今回のケースでは
①第1中足骨と第2中足骨の間
②足の捻りによる硬さが出ていた踵の外側
この2箇所をほぐしていただきます。
さらに足を捻ることによってシンスプリント、スネの内側が痛くなるようなストレスにもなります。
第1中足骨が動かないだけでもいろいろな弊害が出るのでぜひ第1中足骨の動きを確保できるようにケアを続けてみてください。
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