腸脛靭帯炎。ももの外側の張りに要注意! 【ケガ CASE4】
腸脛靭帯とは
骨盤と膝を繋いでいるももの外側にあるとても強い靱帯です。
この腸脛靭帯が運動によって何度も引っ張られることにより膝に近い部分で痛みを引き起こすことがあります。
これが【腸脛靭帯炎】と言われるものです。
今回診させていただいた選手の腸脛靭帯を触ってみるととくに膝に近い部分でものすごく張り固くなっていました。
この張りがとれれば痛みは改善させることが多いです!
なぜ腸脛靱帯が張る状態になってしまっているのかがポイントです。
今回診させていただいたの選手は
上半身が後ろに引け体重が後ろにかかる=踵体重になっていました。
さらにももが外に開きすぎてしまい外体重になることによって
腸脛靭帯が1番張る状態となっていました。
この【かかと体重と外体重】を修正する必要があります。
今回この2つを修正するために用いたトレーニングは
【内転筋スクワット】といいます。
→これはお相撲さんの四股ような姿勢でももの内側=内転筋を張らせるトレーニングです。
内転筋を張らせることで外側が緩んでくれます。
これによりある程度ももの外側=腸脛靭帯の張りもとれたのでこれを続けてやってみてください。
*追記*
上半身の硬さによる影響もありましたのでそちらは改めてお伝えできたらと思います。
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